小原和也  Ohara Kazuya

［営業部 次長］

   前職はこの業界とは全く無関係の業種に携わっていました。ご縁をいただき入社して、今年で10年目になります。営業と総務を経験させてもらい、今年から大阪営業所のほうに配属されました。4年間総務部にいたことで、原料や出荷に関して幅広い知識を得ることができ、違った見方でお客様にアプローチできるようになったことは、自分自身成長したなと感じます。
関西は倉敷に比べて人口が多く、同業他社との競争も熾烈。ただ、他社と差別化できる“ZOOブランド”があるので、営業はとてもしやすいです。「このブランド見たことあるよ」「面白いことやっている会社だったよね」とお客様に言っていただくことも多く、自信を持ってプレゼンすることができます。営業で心掛けているのは、こちらの話は最小限にして、お客様の話をできるだけたくさん聞くこと。困っていることを聞き出して、小田象製粉として何ができるのか、お役に立てることを考えて提案するようにしています。もちろんZOOブランドの小麦粉では解決できない悩みもたくさんあります。そういった時は開発と相談しながら、オリジナルの小麦粉を作って案件を進めるようにしています。

   ここ数年、岡山、広島以外に、九州、関西、関東とお客様のエリアも広範囲になってきています。関東は甘めの生地、九州はしっかり味がついいたものなど、地域性を考えた粉の提案も必要です。特に思い入れがある小麦粉は何年も試行錯誤を重ねて誕生した「GANESHA（ガネーシャ）」。翌日までしっとり、もっちりとした食感が特徴の小麦粉で、現在、関東エリアでとても人気です。
　社内は各部署間の距離が近いことが一番の魅力。本社と連絡を取るときも、メールやチャットワークなど情報手段が充実しているので、困ったことがありません。また、地方の会社にしては、より新しいことを、より便利なものを、より効率的な方法を取り入れるスピードが速いなと感じます。やりたいことにチャレンジしやすい環境で、以前総務にいた時、今まで人手で行っていた事務作業をロボットが代行してくれるような仕組みを作らせてもらいました。
今後は関西エリアの販売経路を拡大して、関東にも営業所が出せるぐらいZOOブランドが広がっていけばいいなと考えています。

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